2014年3月7日現在でもpm2.5の話題は絶えないですね。

鼻毛地図とは中国サイト「Clean Air Asia」で公開されたもので、google map を応用。

「空気が汚いと鼻毛がのびやすい」なんて言いますよね。

大気をこれ以上汚したら、鼻毛がこんなに伸びてしまうよ!!という忠告を込めて

鼻毛地図はアジア各地域の大気汚染度を、カラーと鼻毛の長さを使って表現しています。

この汚れた大気には、いったどれだけの鼻毛の長さが必要になってくるのか!

日本の必要鼻毛レベルは?そして中国を始めとした他のアジア地域の鼻毛は!?

それでは実際に鼻毛地図を使ってみましょう。

まずは気になる日本の鼻毛の長さ、 空気の汚染度をチェック!!

 

Excellent!! 素晴らしい!! 緑色が示す部分は鼻毛レベル1

唯一黄色を示していたのは埼玉地域。しかしそれでも鼻毛レベルは2しかありません。

埼玉県は西に山岳地域があり首都に近く、工業地帯もあることから他地域より大気汚染が進んでいるようですね。

埼玉県民の方なら「光化学スモッグ注意報」なんかも馴染みがあるのではないでしょうか。

光化学スモッグも、大気汚染が引き起こす現象の一つです。

しかし全体的に見て日本は空気が綺麗であるといえるようです。

そう、鼻毛だってちょびっと生えていれば大丈夫!

かの有名なバカボンパパは日本で住むには理想的な鼻毛の持ち主だったといえるかもしれませんね。

 

 

さて、今度はおとなりの国、開発国である中国の様子を見てみましょう。

日本とはうってかわってオレンジや赤色が目立ちます。

人口の爆発に伴って急激なスピードで工業化を続けている中国。

確かに各地で環境問題、大気汚染が深刻な問題とされています。

鼻毛レベルもそれに伴いものすごい長さとなっております。

この画像で表示されている長さでレベル4。

中国の一部では、最大レベルの鼻毛レベル6を記録している地域も存在します。

そういった一部中国の地域には鼻毛真拳の使い手が多数存在しているのかもしれません。

 

 

その他に超ロング鼻毛が必要な地域は、中国と同じように急激な工業化が進んでいるインドやモンゴル一部地域。

それに対し、韓国やタイなどは、鼻毛レベル3もあれば十分という結果になっていました。

この結果はあくまで Clean Air Asia による調査結果であり、全てが正しいというわけではありません。

そして気になるのは本当に大気汚染と鼻毛の長さは関係があるのかどうかという事ですよね。

結論から話して行きましょう。確かに鼻毛はフィルターの役割をしています。

しかし、その長さと大気汚染の関係性について医学的根拠は全くないという事です。

鼻毛が伸びる主な原因は老化。鼻毛は体毛の中で最もはやく白髪になる場所とも言われています。

さらに鼻毛の長さについては男女でも差があります。他の体毛と同じく、男性ホルモンによって成長するため

男性のほうが太く長く、女性の鼻毛は男性にくらべ細く成長も遅いということです。

そういえば女性の鼻から鼻毛が飛び出てる!なんてことは”めったに”ありませんよね。

そして少し話は変わりますが鼻毛に関する豆知識も紹介しておきましょう。

かの有名な文豪、夏目漱石は自分の鼻毛を抜いて原稿用紙に埋め込む癖があったというのです。

そしてみなさんこんな話を聞いたことはありませんか?

鼻毛を抜いた際の痛みを、痛みの統一単位、「ハナゲ(HANAGE)」として国際標準化機構(ISO)が定めている。

「ああ、あるある!面白い単位があるもんだよね!」と思ったあなた、もしや友人に自慢げに話たりしてませんよね?

実はこれ、ジョークサイトであるやゆよ記念財団において1995年に発表されたものなんです。

それがチェーンメールによってネット上に広まり、今でもこれを真実だと思っている人が多くいるんですね。

もし誰かが痛み統一単位「ハナゲ」について話していたら忠告してあげてください

「それ、チェーンメールで有名になったジョークだから」と

更にもう一つ、お役立ち情報としてお読みください。

医療的に見ると、鼻毛を抜く行為は決して推薦できるものではないということです。

鼻毛は鼻を守るフィルターをしているということは勿論のこと、

鼻には外気から入ってきた塵埃や、粘膜からの分泌液(鼻水)が滞留しています。

さらに体温や湿気によって細菌にとってはとっても住みやすい場所となっているのです。

そんななか鼻毛を抜いたらどうなってしまうのか。

鼻毛を抜かれ、無防備になってしまった毛穴に細菌が入り、そこから炎症などを起こす可能性があるのです。

皆さん鼻毛の処理には十分気をつけてくださいね。