先日、行動生態学を研究する、長(ちょう)泰行・千葉大助教らのチームが「ダニの習性か?」とも言える面白い発表をしました。

 

発表内容は、子供の頃に別の種類のダニに仲間が殺されると、成長した時に、殺した種のダニを集中的に食べるという敵討ちの習性があるというのです。簡単に言うと「仕返し」をするということなんです。

 

本当に、子供の頃に仲間が殺されたという記憶があるのかはわからないが、子供の頃に経験した、恐怖体験が何らかの形で記憶されているのは間違いないのかも知れません。ダニの世界でも生きていくためには、当たり前に備えている防衛本能のようなものだと思いますが・・・

 

チームは、植物に生息するデジェネランスカブリダニと、ククメリスカブリダニとを一緒に育て、デジェネランスカブリダニが、卵から成虫になる過程で20匹のうち9匹が殺さ、 生き残った成虫は、ククメリスカブリダニのいない環境で育てられた成虫に比べ、1.5倍の速さでククメリスカブリダニの幼虫を食べたことで発見されたのです。

 

ただ、この2種類のダニは、あまり耳にしたことのない種類ですが、日本にも生息しているのでしょうかね?

 

家にいるダニの大半はヒョウダニ(チリダニ)と言われていますが、人を刺すことはありませんが、アレルギー反応を起こしてかゆみを発生させます。

 

また、人を刺すというマダニは、犬や猫などを飼っていると必ず生息していますし、大きければ1センチもあるので目にみえます。

 

今回の発表は、害虫防除に活用できる可能性があると言われているので、もし、どのようなダニの種類でも共通した習性があるのであれば、ダニに攻撃したくなるような成分を散布することで、お互いが恐怖を錯覚して、殺し合うことで撃退できるということになるんでしょうかね?