辻内崇伸[巨人戦力外通告2013]元寮長が本気で殴った唯一の選手

私のような永遠の野球小僧?は試合観戦に行った際は試合前の練習を見るのも楽しみの一つ

特に私の場合はシートノック!!

プロ野球選手の取ってからの速さ 軽く投げてるようでスパンといくボールたまりません

今はいい時代になったもので、
CSテレビのおかげでプロ野球のキャンプがいつでも見れます

そんなキャンプを見る楽しみの一つがルーキー達を見る事です

プロ野球という華々しい世界

毎年、期待に胸を膨らませ多くの新人が
憧れのプロ野球の世界に飛び込んできます

多くの野球少年、永遠の野球小僧が憧れる「選ばれた者のみが入れる世界」

プロ野球に憧れを持つ私にとって、
本当に羨ましく、まさに憧れの世界です。

今や契約金1億、活躍すれば年俸も億の世界!!!

夢があります。

しかし、
プロの世界は当然厳しいもので、来る者がいれば去る者もいます。

ジャイアンツ2013年の戦力外通告

2013年 我がジャイアンツも5人の選手が自由契約選手となりました。
(戦力外通告を入れるともっと多い)

その中で私が印象深い選手は辻内崇伸投手

辻内崇伸
辻内崇伸投手

2005年高校生ドラフト一位指名

大阪の名門、大阪桐蔭高校で2年の秋からエースとなり
3年生の時に出場した夏の甲子園では、
国内左腕投手最高となる156キロをマークし、大注目を浴び入団

しかし、度重なるケガで結局、一度も一軍公式戦のマウンドに立つことなく、
8年間の現役生活にピリオドを打たれた

本気で殴った唯一の男

辻内崇伸投手といえば元巨人軍寮長が「本気で殴った唯一の選手」として私の記憶にある。

辻内選手が入団して三年目の頃、
生活態度が悪く寮の部屋ロッカーなどがとにかく汚かった。

そんな辻内選手を注意しても一向に改めようとしない。

ある日、
辻内選手を呼び出し注意した際、彼はふてくされた様な態度をとった。

そこで寮長が辻内選手の事を思うが故にとった行動、
それが本気で殴るという行動だった。

この事に関して、
寮長が定年退職される際に辻内選手が
「あのビンタ5発は忘れません ありがとうございました」と感謝の言葉を送ったそうです

辻内選手にとって苦しい8年間だったかもしれません

ドラフト1位というプレッシャー
結果が出せない悔しさなど彼にしか分からないものと戦った8年間だったと思います。

しかし、その裏でこういった寮長との出会い、
その中で学ばれたことも多い8年間だったことでしょう

人はどんな事からでも学べる 人の出会いの大切さを教えて頂きました。

再びジャイアンツのユニフォームを

辻内選手は今後、女子プロ野球チームのコーチとして活躍されるそうです。

いつか、ジャイアンツのコーチとして復帰されることを願います。

ジャイアンツ愛を感じることができたお話でした

頑張れ 辻内!